腰痛改善の実践法
前回は「腰痛の原因を知る」ことが改善の第一歩であるとお伝えしました。今回は、その原因をふまえて実際にどう取り組んでいけばよいのか、実践的な方法についてご紹介します。
腰痛改善には大きく分けて 二つのステップ が必要です。
一つ目は、硬くなった筋肉や神経の流れを整えること。たとえば、股関節まわりやお尻の筋肉が緊張していると、腰に負担がかかり続けます。ここで効果的なのが「神経系ストレッチ」です。筋肉を単純に伸ばすのではなく、神経の通り道を広げるように動かすことで、しびれや痛みの原因となる圧迫を和らげることができます。
二つ目は、再発しにくい体をつくること。ストレッチで一時的に痛みを取り除いても、日常生活での姿勢や体の使い方が変わらなければ、また同じ不調を繰り返してしまいます。ここで役立つのが「運動療法」です。体幹やお尻の筋肉を正しく使えるようにトレーニングすることで、腰に集中していた負担を分散し、安定した動きができるようになります。
腰痛は「ただ揉む」「ただ休む」だけでは根本改善につながりません。正しい知識と適切なアプローチを組み合わせることで、少しずつでも確実に変化を感じることができます。
次回はシリーズの最終回として、「腰痛を繰り返さない生活習慣の工夫」についてまとめていきます。
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