運動不足が体に及ぼす基本的な影響
現代社会では、便利さと引き換えに「体を動かす機会」が大きく減っています。デスクワークや長時間のスマホ使用、車での移動などにより、1日の大半を座って過ごす人も少なくありません。このような運動不足は、気づかないうちに私たちの体へ深刻な影響を与えています。
まず顕著なのは 筋力の低下 です。特に下半身や体幹の筋肉は使わなければどんどん衰えていきます。筋力が落ちると基礎代謝が低下し、太りやすい体質になったり、姿勢を保つことが難しくなったりします。その結果、腰痛や肩こりといった慢性的な不調が出やすくなるのです。
次に問題となるのは 血流や代謝の悪化 です。同じ姿勢を長く続けると血流が滞り、冷えやむくみが起こりやすくなります。また、血糖値やコレステロール値の調整機能も低下し、生活習慣病のリスクが高まることがわかっています。
さらに、運動不足は メンタル面 にも影響を与えます。体を動かすことで分泌される「セロトニン」や「エンドルフィン」といったホルモンは、ストレスの緩和や気分の安定に深く関わっています。運動が不足するとこれらが分泌されにくくなり、不安感や気分の落ち込みを感じやすくなるのです。
「体を動かさない」ことは、一見すると楽に感じられるかもしれません。しかしそれは短期的なものであり、長期的には体と心の両面に悪影響を及ぼします。だからこそ、運動不足を放置せず、日常の中に少しでも体を動かす習慣を取り入れることが大切です。
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